実習が多く、より理解を深めることができる。

工業高校出身なのですが、高校の授業で設計に興味を持ち、設計の知識を持った上就職先を決めたいという思いから、建築系の「プランナーコース」がある工科短期大学校への進学を決めました。

工業高校からの就職先の多くが施工管理で、設計事務所はほとんどなかったため、就職先の幅を広げたいという考えも進学の理由の一つです。

在学中の授業のおかげで建築設計の知識をしっかりつけることができました。現在働いている「大有設計」では、建築設計の観点から設備設計を行うことができていて、2年間で学んだことが生かされていると感じています。

また、建築について幅広く学習できたので、2級建築士の資格もスムーズに取得でき、建築士としてのキャリアをスタートさせることもできました。

卒業研究では「住宅設計のための台所空間の基礎資料の作成とモデルキッチンの製作」を題材に、キッチンを設計・作成したことはとても楽しかったです。1人で研究を進めながらの製作はかなり大変で、先生と友達に手伝っていただきながら、どうにか卒業までに終わらせることができました。

自分で設計と製作をするという貴重な体験ができたことは、学生生活の中で一番の思い出になっています。

工科短期大学校の特徴は、実習が多くある部分だと思います。実際に作業することでより記憶に残り、理解を深めることができます。行事やイベントもあるので、濃い学生生活を過ごせると思いますよ。