在学中に得た知識や経験が就職後の自信になる。
機械システム系
就職先/吉野プラスチックス株式会社
2019年卒業生 江口龍さん
進学先を検討していた頃、工科短期大学校のホームページで金型の存在を知りました。金型について調べるうちに魅力を感じ、技術者を目指そうと思ったのが進学のきっかけです。
また2年間という短期間で、四年制大学に匹敵する実習時間を確保しており、その専門性の高さも決め手の一つでした。
1年目は物理や数学、英語といった幅広い基礎知識を学び、2年目になるとより専門的なコースに分かれて勉強します。私が選択した「金型エンジニアコース」では、金型の設計、加工、組み立て、成形までの一連の流れを実習しながら学ぶことができました。
就職後はその基本的な知識、経味が仕事内容に直結しているため、学んできたことが大いに生かされています。
在学中は、資格試験や実技競技の大会等の募集があると積極的に参加し、少しでも多くの知識を吸収しようと考えて勉強に励んでいました。
その中でも一番の思い出は金型グランプリにて金賞を受賞したことです。毎日夜遅くまで試行錯誤しながら作業に取り組み、金賞を勝ち取った経験は今でも自信となっています。
就職先の「吉野プラスチックス」は、プラスチック容器製造販売の総合メーカーです。私の勤務する大分工場では、プラスチック容器用金型の作製を行っており、技術課に在籍し精密金型の設計を行っています。
身近な日用品、化粧品関係の金型が多いため、自ら携わった製品を見つけるたびにやりがいを感じています。